備忘録 Part.2

アニメ、漫画、本、映画、ソシャゲなど思いついたことを書きます

121.百鬼夜行

ルル子イベントのための東京行きのバスを予約した。

母が夜行バスは危ないからやめなさいとよく言っていたけれど、今となっては体が夜行バスに耐えきれない。

というか夜行バスで寝れない人間。

 

いずれは休みの日が上手く取れないようになってしまい、出勤用具を持ってイベントに参加し、そのまま出社する、エクストリーム出社なるものをしなければならない日が来るのかもしれない。

夜行バスで寝られないですわーなんてこと言ってられないだろうし、何が何でも寝ないと出社に支障をきたすんですかね。恐ろしや。

しかし、そうなる頃には社畜精神も培われてイベントのことなど忘れてしまっている空洞のような人間になっているに違いない。

考えたくもないのでこの話はやめます。

 

夜行バスに乗っていると色んな人を目にする。

明らかに水商売だよなーって外見をした人とかゴスロリな二人組が乗って東京を後にするのを見た。

その人にその人の人生があってそれぞれの理由で後にするんだろうなとか思った。

 

ある時の前の座席には男性外国人(アジア系)が乗っていた。

外国人でも夜行バスに乗ることなんかあるんだなーと思ってたら、後ろに座っている自分に背もたれを指差してきた。

おそらく日本語も英語も話せないその外国人は「背もたれ下げていいですか?」のジェスチャーをしてきたんだと思い、日本語英語で「オーケー」と答えた。

それから消灯の合図まであと10分位の時にその外国人は座席の背もたれの上から顔を出してきた。

そして座席の上から手に持った何かを見せてきた。

見せてきたものはスマートフォンでLINEの画面が点いていた。

そしてずっとLINEの画面を指差していたのである。

なぜか一瞬でわかったけれど、ジェスチャーの意味は「てかLINEやってる?」だった。

 

いや、何か地図でも書いてあるのかと思って親身になろうとした自分が馬鹿だった。

てかLINEやってる?なんて本気で質問されたことなかったけど、初めての相手がジェスチャーを使う外人ってなんなんだ。

LINEやる前に日本語のドリルやれ。

というかお前男じゃないか。

LINEやって、やることもやろうとしてんじゃねぇよ!

てかLINEやってる?童貞奪っておきながら、処女まで奪おうとすんじゃねぇよ!!

(当時原文まま)

 

激しい怒りがなぜか込みあげ(あの時なぜそこまでの熱量が湧き上がったのかわからない)、眉間にものすごく皺が寄った状態で「ノー」と言ったのを覚えている。

自分はそっちのけはないからね。

そのままアイマスクをつけたのであの後その外人がどんな顔をしていたのかは謎のまま。

 

しかし、ゲイとかそういう人に嫌悪感を安直に懐いている人間ではない。

本当はゲイではなく、外国人特有のフレンドリーさというか純粋に友達になろうとしていたならそれは申し訳ないな、と今更になって思う。

口惜しく下ネタで心の中で罵ってすいませんでした。

 

だからといって人間は変われない。

その時の外国人と夜行バスで出くわしてLINEを指さされてももう一度「ノー」と言う。

ただもう一度あってジェスチャーをかましてきたら「てか勉強やってる?」ぐらいの軽口は言ってやりたい。