備忘録 Part.2

アニメ、漫画、本、映画、ソシャゲなど思いついたことを書きます

92.全全然

君の名は。を見てきた。
前評判は周囲で爆発的に高かったのである程度期待していたのだけど、個人的にはイマイチだった。
のっけからハッキリ言っているので不快ならブラウザバックでお願いしたい。
ただ今回、君の名は。をほめちぎろうと思います。
よろしくお願いします。

そもそもこの夏の映画群の中でこの手の映画は少ないように思う。
邦画はシンゴジが筆頭、菅田将暉有村架純二階堂ふみといったキャストを起用したどちらかというと大学生サブカル系向け。恋愛モノも漫画原作がほとんどでバイアスかかりがち。
洋画は洋画でリバイバルものとアメコミが占めていた映画シーン。

つまるところ、中高生のカップルにウケるデートにピッタリの映画がなかった。
そういう層を漫画原作映画は引き込みきれず、「デートどこにする?ラウワン?」という足を映画館に向かわせることに成功した君の名は。は見事だ。

しかし、そういう奴らはダサさというものを極端に嫌っている。
アニメ(笑)とかオタク(笑)と言っている層を向かわせた一番の立役者は宣伝会社にあると自分は考える。
新海誠作品はすでに一部の層には有名だった。
しかし、それもアニメに深く触れるクマだらけのオタクの間であって、人気はカルト的と言っていい。
その名前をワイドショーやネットなどでネームバリューが高いことを死ぬほどアピールしていた。
新海誠の名をメディアで聞くとは「君の名は。。。」とぼんやり思ったものだけどそこは情報の力を感じた。
加えて好感度抜群の神木くんが昔からファンだった監督と太鼓判を押す。

「すごい監督のアニメ映画、神木くん出てるし見ない?笑」
「あ、ニュースで見た笑行きたい!笑笑」
というトーク画面が死ぬほど存在するに違いない。
何が笑だ、笑笑で酒飲んでろ。

そうして入場者数はあれよあれよと増えていき大ヒット。
内容はロジック多めながらそれを吹き飛ばす角砂糖を袋ごとクリームに入れたような甘々なハッピーエンド。
需要と供給が合致している。映画前に座席でセルカ棒で自撮りしちゃう人にピッタリだ。

ヒットの理由は理解できる。
けれどもう少しフックが欲しかったなぁ…