備忘録 Part.2

アニメ、漫画、本、映画、ソシャゲなど思いついたことを書きます

69.初対面

今日、下半期も初めで知らない人の前で自己紹介をする機会があった。

想像に難くないけれど、やっぱり難易度が高い行事だと思う。

 

自分は引くほど、そして笑えないほどに大勢の前での自己紹介が苦手である。

すぐにあがってしまって、たぶん上手くいってないんだろうなという気持ちだけが残って、その場をあとにするばかり。

 

自分が苦手だと思っている一番大きい理由ははハキハキと発声できないことだ。

最初は普通に喋っているのだけどだんだん口がモゴモゴし出す。

気がつくと末尾にかけて音量が小さくなっている気がする。

自分の声なので他人にはどう聞こえてるかはわからないけれど。

 

自分の話ではないけれど、誰かが大勢の前で話してる時に「声が小さーーーい!」とか言ってくる偉そうな奴がいた。(この時点でもう悪意に満ちている)

自分はそういう指摘をしてくる奴が嫌いで(発表している人が緊張するのがわかるから)、心の中で「態度が大きーーーい!」とヤジを叫んだりしていた。

 

それで喋っている人が声を大きくしたとしてもほぼ大半の人は人の発表なんて聞き流しているようなものなのでただ喋っている人が見せしめになっているだけ。

既に聞こえてる人からしたら可哀想としか思わないし、初めから聞こえなければ途中で聞こえたところでそれを聞くのか。

周りの雰囲気が良くならない方向にしか向かわない。

この指摘で得するのは「声が小さーーーい!」と言った偉そうで踏ん反り返る人生生きやすそうな奴だけで、そいつのドヤ顔と自己満足はツヤッツヤのタップタプになっているに違いない。

 

ただ今日ばっかりはそんな奴がいて欲しかった。

自分にだけ聞こえるように今の自分の自己紹介がどんなものか評価の声が欲しかった。

見せしめにさせられた気持ちになっても上方修正させてくれるような第三者が欲しかったりした。

ありがたみはいなくなってから感じるというがいつもいなくていいのにこういう時に限っていない。

ありがたみより恨みをかみしめていた。

 

それでも結局「声が小さーーーい!」は飛んでこなかった。

自己紹介もたぶんへなちょこだっただろう。

フルスイングすることなく凡打に終わったようなものだ。

アッケラカンに玉砕していた方がまだマシである。

ネタにもすることができまい。

 

帰って部屋で自分に後悔した。

自分に心の中で「態度が小さーーーい!」とヤジを叫んだ。

ドヤ顔も自己満足も生まれはしなかった。